八重山保健所が西表島で濃厚接触者12人分のPCR検査検体を那覇へ送付  

 8月5日、午後5時から県合同庁舎2階大会堂で第19回新型コロナウィルス感染状況会議が開催され、約40分間、「新型コロナウィルスの感染状況について」「石垣市相談外来について」を議題に会議をおこなった。

 八重山保健所によると、7月以降の患者発生数は17人で、退院一人、入院中7人、宿泊療養施設入所7人、宿泊療養施設入所調整中2人となっている。

 4日に陽性が判明した西表島在住の19歳男性は目下八重山病院に入院中で、行動履歴については現在聴取を継続。濃厚接触者をさらに確認中。

 この西表の陽性男性との濃厚接触者に関しては、12人が西表島で八重山病院の医師らによってPCR検査検体を採取。この日、那覇に送付して2日後に結果が判明されるよていとのいこと。

 竹富町の最初の陽性者の判明から、拡大傾向を覚悟する状況に入る中、去る2日に判明した3人の陽性者の内、夜の店で感染した可能性ある人の、店との連絡が八重山保健所はとれておらず、本人からの履歴聴取は進んでも、感染元の可能性持つ店の情報がないまま、「引き続きて連絡をとっている」と答えるしかない状況の陽性判明者周辺状況がある。

 八重山保健所長は、わからないところでの感染拡大の進行はあり得ると、引き続き対応に取り組む姿勢を示しながら、地域住民の感染拡大阻止に向け、緊張感を維持して、手洗い、マスク着用、消毒の徹底の必要性を述べていた。

 すでに、コロナウィルスは町中に漂っている可能性があり、気を引き締める必要があるといえる模様。

(流杉一行)

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