令和5年度第38回農業祭 6年ぶりに来場者殺到

 コロナ禍前には3年に一度のペースで実施されてきた定番の農業イベント、県立八重山農林高校による令和5年度第38回農業祭が12月9日午前10時から開催され、会場には多くの市民が集まっていた。同校生徒の取り組みで生まれた農産物、畜産物や授業で作った木工品などが、販売されるとあって、会場はPTAだけでなく一般来場者も現れて、購入や展示物観覧などを楽しんでいた。

 コロナ禍で一度中止されたことから、この盛大な農業イベントは6年ぶりとなる。

 久しぶりの開催で、会場の八重山農林高校の駐車場となるグラウンドは、車が埋め尽くす勢いで、その人気ぶりが出ていた。

 会場では、アグリフード科、フードプロデュース科、ライフスキル科、グリーンライフ科、それぞれで体験コーナー、販売コーナーを用意して、楽しく各科の取り組みを学習でき、生徒らがつくった農製品、畜産製品、加工食品、工芸品などを安価で購入して、楽しい一日を過ごしていた。

 なお10日も実施され、14時に終了となる。

(流杉一行)

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