西表での12名の検体から3人の陽性が発覚

 8月7日午後4時から県八重山合同庁舎2階大会議室で八重山地域新型コロナウィルス対策会が開かれた。会議は、冒頭のみの公開で、会議後に八重山事務所の宜野座事務所長から説明があり、6日に沖縄本島に送ったPCR検査の12検体から新型コロナウィルスの陽性が3名でたことが公表された。

 ショーラウンジ舞の女性従業員が西表島でのバーベキューで感染させてしまった人の数は、19歳男性と、この日公表の3人の計4人となった。19歳男性はすでに入院しており、3人も八重山病院に入院している。3人とも無症状で、行動歴の調査が実施されている。

 一人は40代男性で会社社長、一人は20代男性で会社員、一人は40代男性で職業は調査中。

 6日の夜半に西表島で熱発し、バーベキューに参加した19歳の男性の弟と父親が八重山病院へ海保の警備艇と搬送されており、二人とも陽性が発覚している。

 この19歳男性は、感染期間に石垣島の通信制の高校でスクーリングに参加しており、そこの濃厚接触者は教員と生徒数人で、生徒2人の検体が8月6日にとられており、残り全員の生徒は受診調整が済んでいるとのこと。

 このほか、2日に判明した3人の内の東京からの帰省者は、石垣での葬式に参加しており、そこでの調査も実施中。この2日の夜の店での感染者の店の方との連絡が、以前ついておらず。不安要因がそのままの状況。

 県の保健所担当者は、引き続き至急連絡をとって把握に努めると述べていた。

(流杉一行)

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