令和元年 八重山戦争マラリア犠牲者追悼式

 6月23日、慰霊の日のこの日、石垣島バンナ岳のバンナ公園Aゾーンの八重山戦争マラリア犠牲者慰霊塔で令和元年八重山戦争マラリア犠牲者追悼式が午後3時に開催された。

 表千家不白流沖縄県支部八重山による御供茶が奉納されたあと、一分間の黙とうが行われて、主催者の石垣市長から式辞がおこなわれた。

 このあと追悼の言葉が八重山戦争マラリア遺族会会長佐久川勲氏からおこなわれ、前会長の篠原秀雄氏が、マラリア有病地への強制疎開が軍の命令でおこなわれたことを見つけたことで、これを公にして、国に認めさせるまで戦うことを選び、今日があることを思い返して、篠原氏への感謝の気持ちを述べていた。

 代表焼香がおこなわれたあと、追悼の歌が披露され、八重山戦争マラリア遺族会による「八重山戦争マラリア犠牲者 鎮魂歌」と、声楽家の田本徹氏による「忘勿石鎮魂歌」が披露された。

 聴衆は、プログラムの最後のページに載せられた歌詞を見ながら、歌声に寄せられた強い思いを感じて、真剣な面持ちで聞き入っていた。

(流杉一行)

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