白保でムラプール 4年ぶりのプーリン

 8月13日、石垣島白保のムラプールが4年ぶりに開催され、会場は1000人を超す入場者で溢れていた。

 白保の飾場御嶽で午後4時半から始まったムラプールは、旗頭の奉納が白保の2本の旗頭から白保小学校の旗頭まで、次々に行われて、集まった観衆は、久々の旗頭の林立を堪能。威勢よく練り歩く旗頭の様子を目に焼き付けていた。

 太鼓隊の奉納が終わると、いよいよ白保のミルク行列が行なわれ、村で3代暮らす家が担う弥勒加那志の役を、今回選抜された世持秀雄家の一行が登場。会場は、4年ぶりの弥勒の登場に沸き返っていた。

 この後、白保老人クラブの白保節を先頭に白保小学校の鼓笛隊の後から、白保の豊年祭名物の稲の一生が各実行委員により展開。会場は演じるほうも見るほうも笑顔に包まれ、楽しい展開となっていた。

(流杉一行)

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