離島甲子園 組み合わせ決まる

 8月21日午後3時半から石垣市総合体育館で第10回全国離島交流中学生野球大会(通称:離島甲子園)の開会セレモニーが行われた。試合は22日から24日までの日程で中央運動公園野球場や同公園第二野球場、沖縄電力野球場、石垣第二中学校グラウンドの4会場で、全国の離島でなる24のチームが勝ち抜きで対戦する。また最終日に離島の中学生球児同志でバーベキュー交流や野球教室なども実施する。この大会は、マサカリ投法で有名な村田兆治氏が提唱してはじまったもの。対戦相手が少ない離島のハンデもつ中学生球児が交流を持てるように企画した大会で、第一回は2008年に島根県隠岐の島町の西郷ジュニアベースボールクラブが優勝。以後長崎県壱岐選抜、島根県の隠岐の島あんやらーずと続き、第4回目に雨天コールドで沖縄県久米選抜チームと愛媛県上島町のKAMUIMAチームの2チームが優勝。このあと、島根県の2度目となるあんやらーず、長崎県壱岐選抜、鹿児島県種子島中学、長崎県福江中学と続き、昨年は沖縄県宮古島アララガマボーイズが優勝している。今回は、石垣島からは、石垣市選抜と石垣島パイーグルズが、西表島からは西表ヤマネコ・ティーダボーイスが参加。全国大会出場の石垣中学校のチームは、宮崎遠征のため残念ながら出場できない。八重山勢の過去の最高戦績は、昨年ベスト4入り。島の野球熱と地元開催の有利さもあり、今回は優勝が大いに期待されるところ。

 なお、抽選結果は、離島甲子園ホームページに表示されている。

 開会式は22日午前8時から石垣市中央運動公園野球場で実施される。

(流杉一行)

この記事をシェアする