150曲以上披露 2019ピアノ&エレクトーン発表会

 12月15日午前10時から石垣市民会館大ホールで、2019ピアノ&エレクトーン発表会が開催された。ピアノ&エレクトーン指導者の会が主催するピアノとエレクトーンを使っての、いろんな組み合わせで行う「自由スタイル」の発表会で、会場は音楽好きな家族が大勢集まっていた。

 演奏好きな人を中心に集まる会場は、終始静かで、演奏中の客席でのちょっとしたおしゃべりも大きく響くほどのマナーの良さで、1部から3部構成で、150曲以上が披露されていた。

 演奏者は子供から大人まで多彩で、ピアノ演奏、エレクトーン演奏、2台の楽器を二人で弾くデュオや1台のピアノを二人で演奏する連弾。

 またいろんな楽器をつかって合奏するアンサンブルと、多彩な方式での発表が続いていた。曲も童謡や外国の民謡、ディズニーの曲など誰もが知るものから、格調高くモーツアルト、ベートーベン、ショパンなどのクラシックまで、多彩な曲が披露されていた。

 演奏者が好きな曲を発表したい思いでステージに上がるためか、のびのびと演奏して、些細なミスも気にならない気持ちのいい演奏が続いていた。

 親子で連弾する人や、好きなクラシックの曲に挑戦する人、娘がピアノで父親が歌を披露したほか、管楽器ユーフォニュームや打楽器カホンなどの見慣れない楽器も登場してピアノとのアンサンブルがおこなわれるなど多彩なステージとなっていた。

 第3部になると、「戦場のクリスマス」「ベートーベンのテンペスト」「ショパンのバラード1番OP23」や「美女と野獣」「台風」など、コンテストへの挑戦中の人や、気の合った人とのデュオに挑むなどして、長時間の演奏を見せる演目もあり、見ごたえあるステージが展開していた。

 主催者は、様々な曲が聴ける機会にもなり、島の音楽好きな多くの人に、来場を願っていると述べていた。

(流杉一行)

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