第10回石垣島やきもの祭り盛会

 11月30日、12月1日の二日間、石垣市民会館中ホールで第10回石垣島祭りが開催された。

 島の窯元17業者が作品を展示販売する、年末恒例のやきものの祭典で、陶工屋天竺、高林奈央、つね吉工房、やまばれ陶房、かえる屋、大浜工房、やちむん屋太朗窯、山口晋平 こね屋さん、炎の芸術新川焼、西表焼青烽窯、さんぴん工房、石垣島南島焼、島いろ窯、石垣焼窯元、川平焼凛火、陶芸魚工房が思い思いの作品を陳列させ、様々な逸品を披露。

 会場は午前10時の開場とともに、長い列を作って待つ人々が続々入場。中には8時半から並んだという人も出る熱心な陶芸ファンら、各ブースの通路を埋め尽くしていた。

 毎回、人気沸騰の石垣島南島焼のコーナーには、来場者がひと際殺到して、次々に器を物色。瞬く間に器がなくなり、今回も人気の高さを示していた。

 各ブースでも釉薬を使って多彩な色合いで描かれた器が人気を博して、それぞれの作り手の個性が出ており、来場者は自分に合ったものを手に取り、次々に購入。

 石垣島や離島の焼き物が一堂に会して、展示即売される場は、年末に近いこともあり、新年に向けて新たな気持ちで食卓を飾ろうと思う人には、見逃せないイベントとなっていた。

 与那国島からの山口晋平、西表島の西表焼青烽窯など、離島からの出品もあったほか、市街地から離れた石垣島の西部や北部の窯元が、この日のために準備してきた焼き物をそろえて、この日を楽しみにしてきた来場者に展示。ひとつひとつ気持ちをもめて作陶した品を、真映えよく並べて、人々の注目を集めていた。

 会場では、お得なセットで販売する福袋的なチャンプルーBOXも入口付近で販売され、3000円(5000円相当)と5000円(8000円相当)が次々に売れていた。(2日目も販売予定)

 手作りコーナーには子供連れの来場者が、一回1000円でシーサーづくり体験・器づくり体験に挑戦。真剣な面持ちで土をいじる様子を見守っていた。

 毎回、やきもの祭りではテーマを決めて企画展が行われており、今回は「酒器」がテーマ。コラボ企画として八重泉酒造に協力してもらい、各窯元の酒器とともに、八重泉の泡盛の量売りを実施していた。

(流杉一行)

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