夏の交通安全県民運動出発式

 7月11日午後5時30分から石垣市中央運動公園屋内練習場で、石垣市交通安全推進協議会による「夏の交通安全県民運動出発式」が開催され、八重山地区交通安全協会などの7団体を含む多くの市民が集まり、会場を盛り上げた。

 今回は「一杯で消える未来と消せぬ罪」をスローガンに実施される夏の交通安全県民運動は、11日から20日まで県内一斉に実施されるもの。

 夏場の交通安全は、総じて暑さから夜に飲酒機会が増える点に注目。その開放感から飲酒が飲酒運転や寝こみなどの危険な事態が生まれやすくなる。特に飲酒運転の根絶には力が入る。このほか二輪車の交通事故防止と高齢者と子供の交通事故防止に力点がおかれる。

 八重山県内の交通事故は2018年5月末現在で30件。内、重傷事故は5件。人対車両の事故では横断中の重傷事故が2件起きている。

 車両相互事故では、出会い頭で2件の重傷事故が起こっている。

開会冒頭、石垣第二中学校マーチングバンドによる力強い演奏ではじまり、同協議会会長の石垣市長、中山義隆氏が挨拶に立ち「市、市民、事業者と一体となって交通安全の推進を図っていきたいと思います」と述べていた。

(流杉一行)

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