野球ファン、ロッテファンにはうれしいロッテキャンプ一色の2月の石垣島がスタート。
2月1日、井口新監督率いる千葉ロッテマリンズが石垣島春季キャンプをスタートした。
生憎の空模様から歓迎式典会場は室内練習場へ変更され、午前9時から中山市長の歓迎の挨拶から式典はスタート。
井口監督への石垣市民からの応援の寄付の品の贈呈がおこなわれたあと、井口新監督が挨拶に立った。
「いよいよ2018年千葉ロッテマリンズ石垣島キャンプを今日からスタートさせていただきます。1ヶ月間よろしくお願いします。昨シーズンのくやしい思いを胸に、今シーズンはチームスローガン『マクレ』の通り、このキャンプでは練習をしまくり、1年間を通じて体力と技術を身につけて、生まれ変わったマリンズを、しっかりとお見せできるように、頑張っていきたいと思います。今年こそ、パリーグ制覇、そして日本一と、石垣島の皆様とともに戦い、来春には優勝パレードをしていただけるように頑張りたいと思いまので、一年間宜しくお願いいたします。」
と、述べたあと全選手の室内練習場内の周回ランニングをスタート。
ストレッチからキャッチボール、そして野手とピッチャーが分かれての練習となり、ピッチャーによるフィールディング練習から投球練習場での投球練習がはじまった。
この日、大嶺裕太投手は57球を投げ込んで、調子を聞いた記者の質問には、
「自分が目指しているいい方向に進んでいると思う。下半身の使い方に重点を置いている。」
ブルペンでコーチと話し込んだ点について
「昨年から言われてきたことが自分も気にしていたことなので、確認して入りました。12月、1月に直そうとやってきたことなので・・・。」
投球の内容を聞くと
「いいときと悪いときの差がまだちょっとあるところかな」と応えていた。
大嶺翔太内野手も、この日打撃練習で汗を流し、バッティングの感触つかみに精を出していた。選手やコーチの大声のかけ声が室内練習場やブルペンでこだまする中、チームスローガンの「マクレ」で一丸となる千葉ロッテの躍進を誓うキャンプが、よい滑り出しをみせている。
一日目が終わったあとのインタビューで井口監督は、
「昨年秋から2月キャンプに向けて仕上げてくるように言ってあり、室内練習ながらもその確認ができた。ピッチャーの球もよく、全員ができていると思う。明日は、屋外でその確認ができればとなおいい思う。」
なお17日、18日には台湾のラミゴ・モンキーズと交流試合を予定。
1軍の打ち上げは19日。2軍は27日に行われる。
(流杉一行)