ペンギン食堂がパインピューレを活用した新商品開発

 9月22日午前10時半から石垣市役所市長室で、全国的ブームを巻き起こした石垣島ラー油のペンギン食堂のオーナー辺銀暁峰さんと石垣市商工会仲村圭一郎経営指導員が中山義隆石垣市長を表敬。仲村氏が石垣市商工会で取り組む石垣パイン加工場がつくるパインピュレを活用して、辺銀さんが新商品「辺銀食堂の回鍋肉の素」が開発して、好調の売れ行きを示し、パイン農家の支えている状況を説明した。

 開発された商品については、辺銀さんが直に内容を説明。2年前に提案を受け、試行錯誤を繰り返してようやく仕上がった新商品が一ヶ月2000食の販売を達成する好評ぶりを報告。株式会社明治屋との共同開発で生まれたこの商品は、素材を生かしたペンギン流の無添加による加工品で、辺銀さんが用意したレシピで出来ており、加工場の製品の利活用を促す上でも、最上の事例を報告できた格好。

 石垣パイン加工場では、パインピュレは1キロから販売できるとのこと。一日の生産量は80キロから100キロで、市内への供給についてはキロ1000円で対応すると仲村氏はアピールしていた。

(流杉一行)

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