小浜島出身の島人で、農業の傍ら老人施設を慰問する竹本真良さんが8月25日石垣市真栄里の特別養護老人ホームまえさと茶寿苑を慰問。たのしい舞台を入所者やデイサービスに通うお年寄り50人に見せて、おおいに喜ばれていた。
竹本真良さんは、かつて犬猿の仲とされた猿と犬を飼い、あえて仲良しの芸を仕込んで披露したことで、全国的に知られた人でもある。
この日、お年寄り50人が集まる茶寿苑で、「うたあり、笑いありの楽しい舞台」を展開。鷲ヌ鳥節からはじまり、小浜節、とぅばらーま、安里屋ユンタ、島育ち、名瀬の港など、八重山民謡から軍歌まで、様々なジャンルの曲を披露して、会場を沸かせていた。
この日の注目は、足をつかって太鼓を叩きながらの「安里屋ユンタ」と、サンシンをいろんな持ち方をしながら「あがろうざ」の芸。聴衆は驚いて、竹本さんの妙技に見入っていた。
(流杉一行)