2020年9月10日(木)、八重山観光フェリー株式会社(本社:沖縄県石垣市 代表取締役社長大松 宏、以下「八重山観光フェリー」)と、株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲 充、以下「ユーグレナ社」)とが、ユーグレナ石垣港離島ターミナルで、次世代バイオディーゼル燃料を使用した試験航行を八重山観光フェリーの船舶で実施した。
この取り組みは、「ユーグレナ社の『GREEN OIL JAPAN』 宣言に八重山観光フェリーが賛同したことから実現。同燃料を使用した試験航行は世界で初。
『GREEN OIL JAPAN』 宣言について
ユーグレナ社は、 2018 年 10 月のバイオ燃料製造実証プラントの竣工を機に、「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN (グリーンオイルジャパン)』を宣言しました。
ユーグレナ社のバイオ燃料製造 実証プラントで製造したバイオ燃料を陸・海・空における移動体に導入すること、そして 2030 年までにバイオ燃料を製造・使用するサポーターを日本中に広げることで、バイオ燃料事業を産業として確立することを目標に掲げています。
本取り組みで、同宣言への賛同企業・自治体 などは合計 29 になりました。 目標実現を通じて、 SDGs 「 GOAL7 :エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「 GOAL13 :気候変動に具体的な対策を」
「GOAL17 :パートナーシップで目標を達成しよう」 に貢献します。
(引用元:八重山観光フェリー【YKF】様サイトより)
『 GREEN OIL JAPAN 』宣言 HP
試験航行には、八重山観光フェリー株式会社 代表取締役社長大松氏、株式会社ユーグレナ 執行役員 兼 八重山殖産株式会社 代表取締役 中野氏、石垣市 副市長 川満氏、竹富町 副町長 前鹿川氏四名が登壇。
大松氏は「世界で様々な環境問題が多く発生している中において、我々も少しでも環境問題に携われればと思っていました。」と『GREEN OIL JAPAN』 宣言への賛同を述べた。
中野氏は、「石垣島と八重山各離島を繋ぐ八重山観光フェリーで、ユーグレナバイオディーゼル燃料を継続的に活用し、住民の日生活手段や、世界各国の観光客の利用等で、ごくごく自然に(フェリーを)使って頂くだけで、ECOに繋がっていく取り組みをご提供していきたい。」と語った。
ユーグレナ社は2010年から始めたバイオ燃料の研究開発を開始。そして約八年後の2018年の10月、日本で初めてとなるバイオジェット燃料と、バイオディーゼル燃料を製造する実証プラントンを竣工させたという。
ユーグレナバイオディーゼル燃料について
ユーグレナバイオディーゼル燃料は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)と使用済み食用油を原料の一部に使用した、 車両や船舶などの ディーゼルエンジンを使用する乗り物に対して 100 %使用可能な次世代バイオディーゼル燃料です。
(引用元:八重山観光フェリー【YKF】様サイトより)
2つの大きな強みがあるユーグレナバイオディーゼル燃料
●軽油で動く船に対して、そのまま100%バイオ燃料を使用する事ができる。
それにより、船のエンジンを買い替える必要がない。
●排出されるガスの硫黄成分が少ない
大気汚染に原因になる硫黄成分が少ないので、地球環境に優しい走行が可能に。
いざ八重山の海へ
そして青空の下、ユーグレナバイオディーゼル燃料を入れたあやぱに号が八重山の海を走行。
様々な課題があがっている地球環境問題。いまこの石垣島で大きな一歩が動き出した瞬間でした。
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(Mi)