旧盆送り日(8/25)に、大川青年会のアンガマがホテルミヤヒラ前の公園にて行われました。
この日、地元の人から観光客まで、集まった観客は200人以上はいたのではないでしょうか。
始まる前から、到着を待ちわびる人ですでに熱気むんむん!
賑やかな音色とともにアンガマの一行が入場。
口上を述べ、踊り出すウシュマイとンミー。
合間には、観客との問答もありました(仕込みです)。
観光客が多いのを意識してか、「日本語でやりましょうねぇ~」と、お互いに了解を取りあうのが面白かったです。
おなじみの質問「なぜ香炉は足が三本なんですか?」との問いに、
ウシュマイが
「昔よ~、香炉は4本足だったわけよ~。だけど、犬が3本足で歩きにくそうだったから(ここで、びっこをひくマネ)、神様がかわいそうにと思って、香炉から足を1本抜いて(ひっこぬくマネ)、犬にあげたわけよ~(つけるマネ)」と、分かりやすくジェスチャーを交えて、答えていました。
次の質問は、「私の地域の盆祭りでも、こちらのアンガマをさせてもらってもいいですか?」という、本土に住む方からの壮大な質問!
答えにつまったウシュマイが(おそらく自分が答えてしまってもいいのかどうか迷ったようで)、「…OK!」と、思わず英語で答えていました。
ファーマーからの余興もお見事。
最後には、周囲で見ていた子どもたちも、近づいて一緒に踊り出しました。
(面をこわがり泣く小さな子もいましたが)
アンガマの退場に、場内の観客はとても名残惜しそう…。
大川青年会のアンガマはホテル等の観光施設で披露されることも多く、観光客にとってはとっつきやすいのではないかと思えました。
バスに乗り込む直前まで、ファンサービスのお二人。
まさに神対応!(あ、仏対応ですかね?)
夜の闇の中、バスに乗って去っていく一行が、なんだかシュールでした。
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