4月23日午前11時から石垣市立新川小学校と石垣市立あらかわ幼稚園の生徒・園児ら約450人が避難訓練を実施した。
避難指示が出た直後から生徒・園児らには、救命具が渡され、もよりの避難ビルである石垣海上保安部宿舎に向けて整列して移動。6階の建物を登って、全員が避難した時間を計測。
避難指示が出てから11分35秒が経っていたことを報告する先生は、生徒らに早かったですかと問われると、子ども達は遅かったと認識しているようで、先生の問いかけを多くが否定していた。
少なくとも10分には、着きたかったという声が先生から聞かれたが、それでも一昨年の石垣小学校までの避難に比べれば、距離が違うので、近くに避難場所ができたことを、昨年に次いで今年も生徒・園児らは確認できた模様。
このあと、新川小学校グラウンドに集合して、佐事安弘校長から今回の避難訓練の評価が行われて、訓練中におしゃべりをする声が聞かれたことを指摘され、評価点は70点であることが発表されていた。引き続き、100点をめざしてほしいと、次回の避難訓練では高得点を出せるようにと全校生徒に訓示していた。
(流杉一行)