ちゅらハウスによるアート展

 3月17日、18日の2両日、石垣市民会館展示ホールで、ちゅらハウス1号店、2号店、3号店、美崎館の4事業所(生徒数91名)によるアート展が開催された。

 ちゅらハウスは、障害者と健常者がいっしょになって、イベント参加やアート制作を楽しむ場を提供。学童クラブおよび障害者通所施設、兼日中一時支援、行動援護支援の事業を展開している。

 この日、会場には通所する子ども達の親や、関係者や、子どものアートに関心持つ市民が来場。

気になった作品の作者の年齢を主催者側の係員に聞く来場者もいて、楽しい作品の出来映えは、来場者になにかと影響を与えていたのは確か。

幼稚園から高校生まで、それぞれが正直に絵の具を走らせて、思いのままの作品を制作。

「5月 春を描こう」「5月 フィンガーペイント」「6月 切り絵」「8月 夏休みの思い出」など、アートの種類も多彩で、バンナ公園やビーチなどで様々な観察会を実施し、作品のモチーフを実際に体験で入手。

 中には、小学1年生とは思えない、細かな部分の観察が絵に現れている作品や、友人同士で、仲良く描き合っている「友達を描く」絵など、発見があったり、温かな気持ちになれたりする作品が、会場いっぱいに展示されていた。

(流杉一行)

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