ホンマグロ水揚げ 今季初は208キロ 豊洲へ直行

 4月13日午前8時、石垣市新栄町の八重山漁協のある新栄漁港で今期初のホンマグロの水揚が行われた。

 八重山漁協所属の延縄マグロ船「ひの丸」(日野洋平船長:9・7トン)から、重量208キロ、体長2m20センチのホンマグロがウインチで釣り上げられ、水揚げされると、周囲に集まった販売を担うマグロ専門店「ヤエスイ」の漁業関係者が集まり、記念撮影をして、ホンマグロシーズンの到来を喜んだ。

 今季は、4月上旬の荒天が続いて、八重山漁協所属のホンマグロをねらう船の出航が遅れ気味ではあったが、ひの丸も9日の出港で10日の夕刻に一頭があがり、12日にも2頭目もあがって、まずは早期の水揚に到達。早い時期の水揚は、豊洲での値段も好調なのが常。

 早速あがった2頭は、豊洲送りが決まり、明日のホンマグロのセリに向けて、直行便で空輸された。


 
 (流杉一行)

 

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