新石垣空港国際線旅客施設増改築工事竣工奉告祭

 3月19日午後2時から石垣空港で国際線ターミナル増改築竣工式が行われた、安全祈願となる神事の奉告祭がおこなわれた後、新石垣空港国際線旅客施設起工式が行われた。

 70名以上の招待された参加者は、以前の手狭だった国際線旅客施設から約3・5倍の広さに生まれ変わり増改築された施設を確認。

 そのゆとりある規模に加え、これまでの国際線用のボーディングブリッジに加え、もうひとつボーディングブリッジが最長20mも伸びる新型で設置されることで、国際線の受け皿が広がること。

 また、国際専用の2つのボーディングブリッジは、国内線用にも活用できるほか、国内線のチケットロビーと国際線旅客施設の間にあるシャッターを開けることで、両者が一体になることも可能となっている。

 現時点で想定できる国際線は、マンダリン空港など台湾便となるも、コロナ禍なれば実現はまだながら、2019年のコロナ以前を考えれば、そこが最初の路線になる模様。

 なお、中山義隆石垣市長は「海外からの観光客が増えることで、経済効果はさらに高まってくると思われる。国内線と国際線のロビーがつながるので、空港全体を広々と使う形になる。国内外のお客様に快適に使っていただけると思います」と述べていた。

(流杉一行)

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