1月18日午後1時から石垣市健康福祉センター大ホールで、85歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスの3回目ワクチン接種が実施された。午後6時まで行われ、19日と21日にも実施されるもの。
県内11市では最初の高齢者3回目接種となる。
予約をした85歳以上の高齢者が、この日、手指消毒・体温測定をした後、受け付けで予約票を提示。1200人の85歳以上の高齢者が対象で、予約は予約票を郵送済みの人から、まだ郵便が届かない人まで、電話予約された人が指定された日に接種するもの。
85歳以上で福祉施設に居住する人は、施設で実施されており、今回は家族と一緒に暮らす85歳以上の一般高齢者で、元気な人は一人で、嫁や息子の介助を受けつつ来場する人など、車いすでの来場者もあり、高齢者のペースに合わせて、接種が行われていた。
1回目、2回目を経験していることもあり、受付の後は受診票の確認を保健婦からしてもらい、境田医師の問診を受診してから、看護婦から3回目の接種を受け、待機室に移動して、15分の待機を実施。
高齢者には、ワクチン接種の副反応は出にくいことは1・2回目と同様で、ほとんど何事もなく、接種は進められていた。
予約票がなくとも、予約を電話で済ませれば、役所の方で赤い紙で予約票が用意され、受付で予約票が渡されることになる。接種が終わればその予約票にシールが張られて、3回目接種証明書となる。来場した高齢者は、それぞれ正規の白い紙や、現地で受け取った赤い紙を手に、接種を受けていた。
なお2月1日からはじまる65歳以上の高齢者3回目ワクチン接種は、白い予約票での受け付けとなる模様。その場合、赤い予約票の発行は原則ないとのこと。場所は、石垣市総合体育館で実施される。
予約方法は、インターネットまたはコールセンター(電話番号0570-055-114:平日の9時から18時)。
石垣市以外で1回目・2回目の接種をした人へは、接種券は発送されないため、市役所へ出向いて、申請書を入手する必要がある。(ネットでも入手は可能)
なお、65歳以上の高齢者の予約は18日午前9時からはじまっており、接種券および予約票の郵送が13日におこなわれ、17日から21日の間に到着する。
64歳から50歳の3回目接種は、3月1日から15日にモデルナワクチンを接種することとなっている。
49歳から18歳は3月26日から4月17日までファイザーのワクチンの接種となっている。
(流杉一行)