石垣島まつり2021開催

 11月6日、7日の二日間、石垣島まつりがコロナ禍の中で開催された。

昨年は1日だけの開催で、gotoトラベルの影響もあり、経済を動かす機運もあって、店舗も若干展開しての開催だった。

今回は2日間で、店舗は出ないものの、昨年同様の凧あげは盛大に行われ、南の浜の緑地公園では、約100人が凧づくりに技と思いを込めた伝統凧から自由凧、市販の洋凧のカイトおよび、八重山伝統凧の会による連凧など、様々な凧を南西の風に乗せていた。

 親子連れや友人同士、カップルなど多数の見学者も集まり、コロナ禍でひきこもりがちな日常を忘れて、青空の下で凧揚げに加わるなど、大勢が開放感に包まれた時間を過ごしていた。

 八重山伝統凧の会が進める凧体験も、訪れた親子ずれに薦めるなどしていた。

 2歳児の女の子も、凧の紐を引いて初めての凧あげに興じて、母親と動く凧見て「たのしい」と応えていた。

 この日の天候が、降雨があったり、ぱっと晴れたりと変化が激しく、なかなかシャクシメーによるお菓子の上空巻きができず、凧の会会員も、やきもきしていた。

 この日は、午後6時からネット生配信のビギンコンサートや、市役所でのマジカル・アクア・ミュージアムなる行事も行われた。

 7日には、花火大会も実施される予定で、2日目のマジカルアクアミュージアムの後の、花火の盛り上がりに、大いに期待したい。

(流杉一行)

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