沖縄4区は西銘恒三郎氏当選 

 10月31日、午後8時過ぎに、石垣市総合体育館に集まり始めた衆議院議員選挙の投票箱は、辻野選挙管理委員長の挨拶の後、投票箱からテーブルに票が盛られたあと、9時20分頃から一斉に開票作業が始まった。

 西銘恒三郎候補と金城徹候補の一騎打ちとなった小選挙区沖縄第4区、9の政党が届け出た比例代表区、最高裁判事の国民審査それぞれ開票が、100人以上の開票作業者により、おこなわれていた。

 小選挙区では、100票を束にして、細かにチェック。自動票計算機にかけて、けたたましい音を館内に響かせ、正確に票を数え、束は10人以上のチェックを経て、候補者名の札があるテーブルに、票が5束ずつ積まれていった。最初は、金城氏が数を増やして先行するも、最終的には抜かれて、西銘恒三郎氏11041票、金城トオル氏9405票となっって、西銘氏が約1500票上回る得票となっていた。
 
 なお、竹富町では、西銘恒三郎1371票、金城徹905票で、西銘氏が約470票の差をつけてリードしていた。
 与那国町は西銘恒三郎653、金城徹255。

4区全体では、西銘恒三郎87671、金城徹72031。

 今回、竹富町の第4選挙所で比例区の票数が、1票多く発行され、国民審査も2票増える事態となったことが繰り上げ投票を実施した30日時点で公表された。また、この日の開票結果でも、小選挙区で1票、比例区で2票が多く集計されており、前日の発行が多くなった事態と、今回の結果を突き合わせて、原因の追及がはじまっている。

なお、比例区は、石垣市では、公明5662、立憲民主4212・164、日本維新1095、日本共産1832、れいわ新鮮1392、自由民主4281、社会民主1034、国民民主520・835,NHKと裁判278。

 竹富町では、公明595、立憲民主431・47、日本維新124、日本共産195、れいわ新鮮163、自由民主526、社会民主83、国民民主57・529、NHKと裁判27。

(流杉一行)

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