1月30日午後5時50分到着した千葉ロッテ選手団一行は、新石垣空港到着ロビーから宿泊施設へ向かって出発。

　ターミナルのイベント広場では社長、監督らによる歓迎セレモニーが開かれ、周囲には１００人を越すファンやマスコミ関係者が集まった。

　石垣市立真喜良小学校の少年野球チーム真喜良サンウエーブから花束贈呈が行われた後、千葉ロッテマリーンズの河合克美オーナー代行兼球団社長から挨拶があり、
「本気で優勝を取りに行く、そのための準備の第一歩のキャンプとなります。皆さんの期待と応援をよろしくお願いします」と、
本気モードを披露していた。

　このあと、3年目のキャンプとなる井口監督は、記者団の囲み取材にも「優勝の準備のためのキャンプとしてしっかり取り組んでいきたい。昨年の最後の悔しさを胸に全員で優勝を目指していきたい。」と述べ、

　美馬選手加入には「若手が多いので、引っ張っていってほしいと」と期待感をにじませていた。

　記者が向けた新人への話題に関しては「それぞれに役割に沿ったキャンプの課題があり、各自ケガのないようにしながら、しっかり取り組んでほしい」と述べていた。

　井口体制3年目となるキャンプでの監督自身の変化を問われて
「より厳しくなること」と反射的にきっぱりいう声はまさに本気モード。期待集まるキャンプとなりそうだ。

（流杉一行）