千葉ロッテキャンプイン石垣島

 2月1日午前8時半より千葉ロッテマリーンズのキャンプインセレモニーが石垣市中央運動公園市営野球場で開催された。

 挨拶に立った井口資仁監督は、「優勝するための石垣島キャンプをスタートさせます」と、一昨日同様に優勝を強調し、「石垣島の皆様と共に戦い抜き、勝ち抜いて優勝を勝ち取りたいと思います」と、力づよく宣言するように述べて、精いっぱい頑張ることを述べていた。

 このあと、全員でミーティングをしたあと、半数の選手はサブグラウンドへ移動。残る主力の一軍28人と関係者でなる約40人は、グラウンドをランニングして、そのあと柔軟体操をし、ウオーミングアップ。入念に体を温めてから、ピッチャーはキャッチボール、内外野手らはランニングを実施。

 今季注目の新人で、石垣島キャンプにマスコミが大挙して押し寄せた原因でもある佐々木朗希選手がボールを手にキャッチボールをすると、集まったマスコミのほか、多くのファンが一斉にカメラのシャッターを切って、期待の新人に特別なまなざしが集まっていた。

 地元出身の大嶺祐太は、昨年1月に肘のトミージョンソン手術を実施。11月にはブルペン入りをするなどしたが、昨年12月17日に戦力外となっていた。

 このとき育成契約をロッテと結んでおり、この日は、育成選手を示す背3桁番号「126」を背負って、いつもようにキャンプに加わっていた。ブルペンでも30球を投げて、威力ある速球を見せていた。

 大嶺選手に調子を聞くと「普通にブルペンに入れたので、課題はクリアできたと思う。」と肘の復調を述べ、抱負については「3桁の背番号が2桁に戻れるようにがんばります」と、育成選手から支配下選手登録を目指す強い気持ちを述べていた。

 千葉ロッテ石垣島キャンプは、1軍が12日まで、2軍は25日までおこなわれ、8日と9日は、台湾のプロ野球チーム、楽天モンキーズとの試合が予定されている。

(流杉一行)

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