満員の聴衆であふれる「すまむにを話す大会」

 7月28日午後2時から石垣市民会館中ホールで石垣市文化協会すまむに部会による第9回すまむに(方言)を話す大会が開催された。

 この日は、8演目、出場者12人が演題に上り、この日のために練習してきたすまむにを披露。

 すまむに広め隊、すまむにしょーら会といったサークル活動をする会からや、大浜小学校、宮良小学校の生徒、竹富町役場の職員、字石垣の住民と、すまむにを日ごろから接し、学習する愛好家といえる人々が大会に挑戦していた。

 すまむに広め隊からは、小林さゆりさんがプロジェクターを使って「ざん ぬ むかしぱなす」を披露。

 自身で描いた絵を表示して、時には人魚が話すシーンでは裏声を使うなど、わかりやすく工夫して楽しませることも忘れず披露。

 同じくすまむに広め隊から今枝克郎亜呼夫妻による「ぬすくまーぺぬ ぱなす」が、プロジェクターで絵を披露して披露されていた。

 字石垣から披露した徳松信男さんは、「アカハチ ぬ ぴとぅの場面」と題し、オヤケアカハチやナータフーズの史跡を写真で紹介しながら、オヤケアカハチとナータフーズの間で起こった話を方言で紹介。

 このほか、元気いっぱいに方言で昔話「カエルと人の走り競争」を披露した大浜小学校の大島寿珠さん、「ホーマぬファーといわれた日」を披露した大島千佳君。

 3人であかんま物語を披露した半嶺穂加君、加那君、和歩君。

 三線演奏を入れながら「竹富方言と就活」を披露した中井カンナさん。

 二人で掛け合いで、日常会話つかわれる生きた方言を披露した安里昭子さんと上地加代子さんらの「ぐださーだ ずぶんぬ ぱなす」

 と、盛りだくさんの方言の舞台に、来場者は大いに笑い、大いに感心し、大いに拍手をして、楽しい時間を過ごしていた。

 90歳になる大川から見に来たという女性は、「本土出身者の出場が多かったですね。是非、地元の人が方言を勉強して大会に参加してほしい」と、大会を機会に地元の活躍に期待していた。

(流杉一行)

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