観光の日、恒例のパインサービスで盛り上がる

 8月1日は観光の日。この日、南ぬ島空港こと新石垣空港ロビーで午前9時から観光客へパインの無料提供を実施した。

 おいしいパインやちんすこう、パインジュース、マンゴージュースを賞味してもらうなどして、石垣空港に到着する観光客に八重山の味でのおもてなしをアピール。島あげての歓待ムードを演出した。

 次々到着ロビーに着いた観光客は、観光の日と大きく掲げられたブースで用意されたカットパインやマンゴージュース、シーカーサージュース、さんぴん茶などを順に賞味。

 ミス八重山もちんすこうを手に観光客と接して、歓待ぶりをアピール。

 パイーグルも、子供たちに大受けで、いっしょに写真におさまるなどしていた。

 観光の日のブースでは、いつしか、観光客らは列になっての順番待ちで、ひとつひとつ確かめるように、並べられたパインやジュース類を賞味する姿が見られ、協会青年部にはうれしい光景となっていた。

 この日、観光の日を記念して2019番目に新石垣空港に降り立った土井美行さん家族(夫妻と2人の子供)には、石垣観光交流協会青年部や、JTAやANK、ピーチ航空、ソラシド航空、バニラ航空から、景品、航空券や旅客機のミニチュア、ぬいぐるみが贈られていた。

 突然のプレゼントに驚いた様子の土井さん一行は京都からの観光客。今回3度目の来島で3泊4日を予定。「3年前にも石垣島に8月1日に伺って、パインを賞味させてもらいました。このように2019番目に当たってうれしく思います。これからも来たいと思います」と喜んでいた。

「八重山観光の楽しみは、海で子供たちに自然に触れさせることです。自然が残っている場所が八重山だと思うので来ました。カニを捕まえたりして、家族で海辺で遊べるので、そんな自然に触れることを通して、子供たちに自然の良さを伝えていきたいと思います。」と、土井さんは豊かな自然が残る八重山に期待していた。

 石垣市観光交流協会青年部長の請盛真実氏は、「八重山観光は入域観光客数が136万人を突破して順調ですが、質の面でも高めて、より一層発展させたい」とのべていた。

 (流杉一行)

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