第5回ウルトラマラソン開催

 5月12日午前7時スタートで約370人のアスリートが石垣島西部を60キロという長距離走に挑戦するウルトラマラソンが実施された。

 サッカーパーク「あかんま」を起点に、正門の逆方向の西側の門から真栄里ダム方面へ抜け、於茂登登山道方面から嵩田林道の急坂を駆けあがって、於茂登前岳の嵩田集落から名蔵公民館へ出て、みね屋工房前を通って名蔵湾を経由。崎枝公民館を経て御神崎から大崎に巡って戻ってくるコースで、途中、8か所エイドステーションが置かれて、アスリートをサポートする。

 このほか32キロと43キロのコースも設定され、このスタートは石垣やいま村から60キロコースに入って、一緒に御神崎から大崎を巡るコースが43キロ。崎枝小学校の横で折り返すコースが32キロで、そこは体調を見ながら、変更も可能というファジーに選べる大会となっていた。

 32キロおよび43キロには171人がエントリーしており、総勢541人ほどがウルトラマラソンに参加して、石垣島の於茂登岳近辺から名蔵湾、屋良部半島のコースを走り抜けて、石垣島路の走破を堪能した。

 60キロ男子は、1位が深堀洋介選手で5時間14分16秒。

 60キロ女子は、吉村友香選手で、時間が5時間14分45秒。

 ゴール前3キロで、深堀氏は吉村氏に抜かれて、女子の今大会の初の総合優勝になりそうになったが、最後の坂で抜かれて、男女の1位が30秒差でのゴールとなり、驚きのゴールシーンとなった。

(流杉一行)

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