3月2日午前11時から第2回つんまあせーカルチャーバザールが石垣市民会館屋外スペース・シマノバ前で開催された。
島のモノづくり文化、島の食文化、島の音楽文化が、一か所に詰め込まれたバザールとして開催されるもので、今回はわら草履やすすきの箒(ほうき)など、手作りコーナーも増え、店舗も雑貨、ふんどし、多肉植物、スイレン、紅型や、八重山育成園、しあわせさまさまなどの福祉団体からも出店が加わり、バリエーションが大きく展開。
第一回の参加店舗に加えて、新たな店舗も多彩で、いろんな特長を持つ店舗が集まり、小さな産業まつり的な色彩も見えてきている。
ライブも八重高二人組、八重山育成園、黒石高子八重山民俗舞踊研究所がステージを披露して、会場を盛り上げていた。
そこは石垣島まつり的な賑わい生み出す舞台装置。そこを足場に、何が生まれてくるか。
その地平線の彼方を模索し、伝えるのが、「あいかる」なる情報誌だとすれば、これまた新たな頭脳のシマノバ。
アートの現場と、観光、文化との結びつきを夢想するかに「多彩で魅力的な島のアートたち」と題して、情報誌は展開している。
個々人が様々な完成品をイメージしながら生まれる品々が、時に異分野の人との接点で、新たな何かをつかみ得たなら、面白い。
クリエーターの交流拠点としてはじまったシマノバの、より新たな試行錯誤のコラボレーションが、加味されてくることに、大いに期待したい。
(流杉一行)