毎年旧暦8月13日、名月のもとで歌い合う「とぅばらーま大会」が9月22日午後6時20分から石垣市民会館大ホールで開催され、歌唱の部では出場者23名が自慢の歌唱力を披露し、字石垣に住む玉代勢秀尚さん(35)が見事最優秀賞に輝いた。
今回の大会で3回目の出場となった玉代勢さんは、一昨年には初出場で優秀賞を受賞している。
『とぅばらーま』は八重山を代表する民謡で、旋律、歌詞ともに情緒ゆたかな民謡として、広く愛唱されている無形の文化遺産。
作詞の部では石垣市登野城にお住いの前花吉子さん(83)が最優秀賞を受賞し、平成18年度最優秀賞を受賞した嘉良賢治さんが前花さんの受賞作品を紹介した。
また、フィナーレを飾るアンコールでは歌唱の部最優秀賞に輝いた玉代勢さんが熱唱。会場から多くの拍手や指笛が鳴り響き、幕を閉じた。
受賞者は以下の通り。
<歌唱の部>
▷最優秀賞・・・玉代勢秀尚さん(35)
▷優秀賞・・・平良昌裕さん(68)
▷優秀賞・・・東政太朗さん(26)
<作詞の部>
▷最優秀賞・・・前花吉子さん(83)
▷優秀賞・・・友利宇宙さん(29)
▷優秀賞・・・砂川タマ子さん(67)
▷佳作 ・・・西島本寿乃さん(38)
▷特別賞・・・石垣第二中学校
▷特別賞・・・大浜中学校
▷特別賞・・・白保中学校
ギャラリー
【歌詞・意訳あり】平成30年とぅばーらま大会チャンピオン歌唱