石垣市島野菜・ハーブ振興プラン策定協議会

 6月27日午後3時から石垣市役所2階会議室で第4回石垣市島野菜・ハーブ振興プラン策定協議会が開催された。

 今年3月の第1回同協議会から駆け足で取り組まれた島野菜・ハーブの振興プランは、3年前の大いに盛り上がったハーブイベント「命草」からの伏線での取り組み。

 島で関心の高いハーブに加えて、島野菜を加えての振興プランづくりは、第一次産業の振興にもかかわるとあって、集まった生産農家、ハーブ事業者、農産物加工業者、観光サービス事業者は、熱心に意見を述べて、プランのアウトラインづくりに関心を寄せていた。

  島野菜とハーブの関連イベントなど、今後の展開をどうつなぐかを、関係者があつまって、将来を描くというもの。案としては、加工工場やNPO法人結成などもリストに上がっていた。

 この日、これまで話し合った取り組みテーマやリーディングプロジェクトを検討。そのプロジェクト案のための意見交換がおこなわれていた。

 コーディネーター役には、有限会社産創研の玉城昇氏と経済振興公社の真栄田氏がプロジェクトに関して島野菜とハーブによる振興を探る決め手を考察。

方向性を確認する程度のプランながら、期待度も高く、今後も参加した関係者はコミュニケーションをとっていきたいと、継続しての話し合いを確認していた。

 玉城氏は「島野菜とハーブによる振興は、手ごたえがあります」と、観光客の入域数が伸びる石垣にあって、島の食文化の魅力に高い可能性を感じるという。

(流杉一行)

この記事をシェアする