沖縄電力互助会が児童養護施設「ならさ」に寄付

 12月4日午前11時、児童養護施設「ならさ」(翁長克子理事長)に沖縄電力株式会社離島カンパニー八重山支店長の友寄博一氏と同八重山支店業務グループ島本聡係長が来訪して、沖縄電力グループボランティア互助会からの寄付金を翁長理事長に手渡した。

 同互助会は、県内の施設に青年の健全育成のため、寄付を実施しており、八重山地区には毎年「ならさ」への寄贈している。今回で6度目となる寄付は、年末に子ども達が笑顔になれるようにとの願いを込めてと、友寄氏は同施設に5万円の寄付を実施。

 翁長理事長と田盛広三施設長は、「子ども達にとってクリスマスと正月は楽しみな時期で、家に戻れない子どもには、施設側がサンタとなってプレゼントをしており、この時期の寄付は助かります」と、子ども達のプレゼントに活用することを述べていた。

 現在、ならさには定員40名のところ32名が入所。沖縄県中央相談所が管轄で、そこでの送致された子どもが施設を活用している。あくまで、県施設である同相談所からの送致により入所がおこなわれる。

 沖縄電力グループボランティア互助会は、沖縄電力の要職者および労組、OB会の家族ら約1500人でなる団体。災害救援や社会福祉活動、青年健全育成にと、互助会予算から県内施設へ例年寄付など実施している。

(流杉一行)

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