狩猟解禁で今期初の共猟 6頭を駆除

 11月20日、石垣島北部の大浦ダム近辺で沖縄県猟友会石垣地区(石垣克治地区長)による共猟が行われた。

 これは、同猟友会の親睦を深めるために実施される共猟とともに、有害鳥獣駆除を兼ねて実施されており、毎年猟期に実施される4度の共猟で、同猟友会全員でイノシシの駆除を実施しているもの。

 この日は沖縄県猟友会石垣地区の41人のメンバーに加え、竹富町地区から9名が参加して、計50名の大所帯で実施。27名のハンターが連動して、17頭の猟犬を駆使して、大浦ダム周辺のイノシシを追い込み、駆除をしていた。

 駆除できたのは6頭で、その中でも80キロクラス1頭、90キロクラス1頭、100キロクラス1頭と、特大サイズのイノシシを仕留めることに成功していた。

 石垣克治地区長は、「大浦地区での有害鳥獣駆除は、大人数のハンターがいなければ、取り組めない山深い場所で、27名のハンターと17頭の猟犬が揃ったことで、実現できた。」と、農産物への被害の絶えない石垣島北部地区で、有害駆除ができたことを喜んでいた。

 今回、西表島東部から参加した猟友会竹富町地区のメンバーには3名の女性が加わっており、共猟での女性進出も現代では普通になりつつある。
 参加したしたのは、6年目の竹田美生さん(31)に、3年目の官野愛さん(37)、2年目の水野早紀さん(33)。3人ともハンターで、官野さんはすでに3年間で4頭ほど射止めているとも。この日、解体作業を手伝う官野さんと水野さんに、猟の魅力について話を聞くと、官野さんは「いろんな生き物のつながりがわかり、奥深い世界が垣間見える」と。水野さんは猟の魅力は「イノシシの山での暮らしぶりを知ることできること。」と述べていた。
 ジビエに関心があるのかと、来てみたが、生物の生態に関心がある模様で、そこはさすが世界遺産の島からの猟友だ。
 (流杉一行)

この記事をシェアする