石垣島ダムまつり開催

 7月2日午前10時から石垣島にある名蔵ダムで石垣島土地改良区および沖縄県八重山農林振興センター、石垣市農林水産部が組織する石垣島ダムまつり実行委員会主催の石垣島ダムまつりが開催された。

 オープニングセレモニーの後、石垣中学校吹奏楽部や嵩原民子八重山民俗舞踊研究所、メケ・アロハ・プメハナ・サークル、西原和希さんの舞台など、多彩な舞台が披露されたほか、ダムの湖面ではウェイクボードコンテストやバナナボート、体験カヌーが実施された。また、施設見学ツアーやダムパネル展、乗馬体験コーナー、ダム操作室見学&お天気教室など、様々な催しで会場は盛り上がっていた。

 また、ダムの恵みによりもたらされる農産物に感謝して「南の島々から八重山の味伝え隊」(池村多喜美会長)のメンバーがこの日のためのジューシーおにぎりを用意。会場に訪れた人へ無料配布を実施していた。

 午後には斎藤ていこ&タニファ・サウンズや、勝一チルドレン、リカ・トゥモール、ロス・アミーゴス、石垣喜興など多彩なミュージシャンが舞台を彩り、来場者を喜ばせていた。

 パネル展では、石垣島の5つのダムが説明されており、石垣ダム、底原ダム、真栄里ダム、名蔵ダム、大浦ダムの5つが紹介されていた。なかでも建設当時日本一大きな農業専用ダムとして仕上がった底原ダムが、今はすでに7位に後退しており、しかも堤の長さが日本一だったことで、規模はそれほどでもなかったことが説明されていた。

(流杉一行)

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