ゆんたく家を活用しよう

「やいまタイム」19日のスケジュールから<今朝の話題>のネタを物色。
ん? マチノオトライブ? 
というわけで、「まちなか交流館ゆんたく家」を運営している㈱タウンマネージメント石垣の石田正夫専務を訪ねてお話を聞いた。

「伝統芸能のライブを定期的に開催することにより、市民、観光客に石垣島の魅力を伝えるとともに、来街者を増加させることにより、商店街の活性化をめざす」(事業概要)ための事業を石垣市が補助しておこなっているという。

去年の7月29日にスタート。これまで2週間に1回ほど、不定期にライブを開き、3月18日までの24回おこなわれる予定。きょう19日は、午後6時から八重山農林高校の郷土芸能部が舞台をつとめるが、主に「あんちゅら会」のみなさん(東川平八重子・山田智代・譜久盛円・黒島章子・西玉得利美・高屋愛子)がライブをおこなってきたという。今後は2月24日(金)、3月11日(土)、18日(土)に開催される。

「ここはとてもいい舞台になるんですよ。座敷を舞台にしてもいいし、下に降りても踊れて歌える。車は通らないし、椅子を並べれば立派な舞台です」

ほんとにそう思う。アーケードだから雨の心配はいらない。入場料をとるイベントは難しいかもしれないけど、人を集めようとするなら、公設市場、中央通りの観光客だって集まってくるだろうし。

あ、そうそう、ゆんたく家は中央商店街ユーグレナモールの銀座通りにあるのです。――知らない人のために。

「成底ゆう子がゲリラライブをやりたいと来たことがありましたよ。どうぞ、どうぞ、つかってください、と。何かを売ったり、足裏マッサージをやるとか商用で借りるときは有料(1時間1000円)ですが、そのほかは無料ですから、どんどん活用してください」と石田さん。

地元紙・県紙の新聞4紙を揃えてあるので、毎朝新聞を読みに来る人がいるし、待ち合わせにつかったり、お年寄りが友だち同士ユンタク(おしゃべり)したり、最近は勉強をしにくる小中学生もいるという。歩き疲れて休む人、旅の計画を立てるグループなど観光客の利用も多い。

「ヒューマンスケールというか、まちなかスケールというか……」
まちなかの、小さな、ホッと一息つける場所。
雨の心配がないというのはいいですよね。どうぞご活用を。

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