12月3日午後2時から石垣市立図書館2階で著書を語る会が開催された。
これは市立図書館が主催するもので、書籍を上梓した著者に著書について語ってもらうもの。
今回は、ハンセン氏病回復者の宮良正吉氏のドキュメントを書いた上江洲儀正氏に、登壇してももらい、著書「島を出る」について、約2時間語ってもらった。
著書を書くきっかけや、宮良正吉さんの人柄、ハンセン氏病に関連した人への周囲からの差別や偏見の壮絶さなど、取材を通して著者が体験した事象を生々しく語り、苦労話も添えながら、一冊を仕上げるために格闘した話が語られていた。
(流杉一行)