2020年6月20日(土)に、石垣市立八重山博物館主催の『こども博物館』の開講式と第1回講座が、
今年は新型コロナウイルス感染症対応の為、拾いスぺースで。と、結い心センターで行われました。
開講式では、砂川館長(石垣市立八重山博物館館長)より、開催できる喜びや感謝が述べられ、生徒たちに8回すべての講座を受講して下さいね激励を送りました。
また、教育長 石垣さんのあいさつでは、これまでのこども博物館の歴史と、歴史や文化を学ぶ事の大切さが語られ、石垣さんからも生徒達へ激励が送られました。
続いて博物館職員紹介!
職員のみなさんは開催された喜びと、博物館の紹介を行い、今年は開催場所が変わってしまったが、ぜひ博物館にも遊びに来て欲しいとあいさつ。博物館にお留守番している職員さんの紹介も代わりに行っており、みんな仲良しな様子がうかがえました。
大人の挨拶が終わったところで受講生たちのあいさつです。
例年45名を予定しているこども博物館ですが、今年は新型コロナウイルス対策で35名に縮小。
35名の生徒たちが学校ごとに趣味や好きな科目を含めて自己紹介。
初めての講座という事もあり、みんなちょっとだけ照れた様子でした。講座を通してみんなが仲良くなっていくのも楽しみですね。
開講式がおわり、こども博物館 第1回講座がついにはじまります。
講師は石垣 博孝 氏
今回は八重山の年中行事についての講話と、DVDの鑑賞です。
豊年祭(オンプール・ムラプール)についての説明だけでなく、そこでの供えものや、奉納芸能の紹介。
また、竹富島の種子取祭や西表島の祖納の節祭 等々…八重山の年中行事を、写真付きの資料と、石垣氏の解説で学びます。
「お兄ちゃんが前(こども博物館教室)にかよっていて楽しそうだったから、私も行ってみたいと思った。」
「お母さんに勧められて、楽しそうだと思ったから。」
授業前にそう答えてくれた生徒達。真剣に先生の言葉に耳を傾けていました。
また、冊子資料だけでなく、写真パネルも使って、より詳しく情景を説明。
授業の最後に、生徒のみなさんに感想を聞いてみました!
「初めてだったけど、八重山の行事を知れてよかったです。」
「豊年祭は神さまへの事だとわかった。」と授業の内容をしっかり学んでいる様子。
これから授業をたくさん通して、自分たちが住んでいる場所について、どんどん詳しくなっていく姿、とっても楽しみですね。
(Mi)