3月7日から9日の3日間、石垣市宮良のサッカーパークあかんまのフットサル屋内練習場で、八重山アーチェリー協議会と日本体育大学学友会アーチェリー部によるアーチエリー体験教室が実施されており、毎日、アーチェリーに関心ある市民が集まり、アーチェリーを体験していた。
9日は雨天にもかかわらず、日本体育大学学友会アーチェリー部の部員が、次々に応募に来る市民に、アーチェリーの矢のひき方を教えて、安全にアーチェリーが扱えるように、指導しながらアーチェリーの楽しみ方を伝授していた。
はじめてアーチェリーを体験したい人に、チェストガードとアームガードを着用。
弦の跳ね返りで負傷を防ぐべく、備えられた防具を備えて、矢の放つ方法を教わった後、矢の回収のルールや、点数の数え方を教わっていた。
最初は的との距離5mほどから放ち、7mに挑戦するなど、体験したい人に合わせて、思う存分矢を放っていた。
午前中だけで、2組4人がはじめてとなる体験をしていた。
この日、アーチェリーを始めて試みた女性参加者は「狩猟で矢を射ることを、文化に高めて、スポーツにしたことを凄いと感じた。腕の動かし方の工夫に、アーチェリー技術の奥深さがある」と、アーチェリーを楽しめたことを喜んでいた。
明日10日は、恒例の石垣市長杯アーチェリー石垣島大会と嘉数カップアーチェリー大会が開催予定で、島の内外から多くのアーチェリー愛好家や競技者が参加して、盛大な大会となる予定。
(流杉一行)