8月3日午後3時から八重山警察署3階訓授場で平成30年度八重山地区安全なまちづくり推進協議会が開催された。
八重山の関係機関の長31人が集まって、犯罪の発生を抑えて全ての人々が安全で安心して暮らせる地域社会を実現するよう活動している。
平成16年4月施行「ちゅらうちなー安全なまちづくり条例にもとづく」八重山地区安全なまち推進協議会を設置して、地区ぐるみで「ちゅらさん運動」を推進してきた。
これにより平成14年に刑法犯認知件数が過去最高を記録した時に比べて、29年度は3分の1まで減少させている。
今年も地域に根差したちゅらさん運動を推進するとともに、適正飲酒の啓発運動および路上寝こみ対策の推進を強化し、また通学路などにおける児童などの見守り活動の推進を強化し、実施にあたっては地域で主体的に取り組めるように計画するもの。
この日、石垣市長中山義隆会長があいさつに立ち、好転する犯罪発生件数の減少の一方で窃盗事件の増加を述べ、協力して取り組みの必要性を述べていた。
副会長の与那嶺一文八重山署長は挨拶のあと、八重山地区の犯罪情勢について生活安全課担当係長から説明があり、その後、議案審議がマスコミを除いて実施された。
活動実施状況報告や規約改正案、会員の異動、平成30年度事業計画が審議されていた。
(流杉一行)