アシアナ航空チャーター便飛来

 2月15日午後3時30分、石垣空港に韓国インチョン空港から飛来したチャーター便が到着した。OZ1727便で、乗客数は約170人。

 滑走路北側から着陸したA321は、国際便ターミナル前のエプロンに着くと、続々乗客が機内から降り立ち、しばらく屋外で待たされたあと、ターミナル内で入国検査と税関検査を済ませて、石垣島入りを果たした。

 国際線ターミナルの出入り口では、石垣市観光文化課職員らが、ハングル文字の横断幕を広げる前で、チンスコウと観光パンフレットを手に待ち構え、下りてきた人に「あよはせ」(こんにちは)「はにょんはんみだ」(ようこそいらっしゃいました)と声をかけて歓迎をしていた。ミス八重山南十字星の大工奈織さんがチンスコウを配布して、韓国からの観光客に笑顔で歓待の意志を示していた。

 昨今、ハワイを抜いて世界でもっとも関心が高いとされる観光地石垣島の、その玄関でもある国際線の様相は、ハワイとは比べものにならないが現状だが、それでも関心を持たれているのであれば、そこはじっくり、世界の観光客が何を魅力と感じているかを、探る必要がある。そして、箱物に特化せず、島の魅力を大切にし、それを維持する方向に、舵を切ってほしいところでは?。

(流杉一行)

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