平成28年度第4回農業経営改善計画認定書交付式

3月2日午後2時半から石垣市庁議室で平成28年度第4回農業経営改善計画認定書交付式が行われ、認定農業者に選ばれた新規4名、再認定3名の計7名へ認定書が交付された。

この日は、3名(仲大盛吉幸さん(61)・横目秀二さん(55)・仲盛長秀さん(67))が欠席となったものの、比嘉豊さん(49)、又吉建夫さん(62)、砂川淳司さん(51)、合同会社YAICの山田義哲さんの4名が出席。認定農家を代表して砂川さんは、「これまで培った技術のノウハウを活用させて、石垣市の農業に貢献したい」と述べた。

このあと一人一人がコメント。山田さんは「水稲は今厳しい状況ですが、作付面積を拡大させて頂き、皆さんと一緒にがんばりたいと思う。」比嘉さんは「3回目の認定で、様々な事業を活用させていただき、安定した営農ができるよう努力したい」と述べていた。

砂川さんは「2年間の申請で認定して頂きありがとうございます」と礼を言っていた。砂川さんと合同会社YAICの山田さんと又吉さんは新規認定で比嘉さんは再認定。

最後に中山義隆石垣市長が挨拶に立ち「認定受けた方々には、様々な制度を利用して、安定した経営になるようがんばっていただきたい。今、石垣市は観光が伸びていますが、安心できる食があることは、観光の材料にも成ります。皆さんにはますますがんばってほしいと思います」と激励した。

認定農業者は5年間有効で、現在約270件の認定者がいる。認定されると経営所得安定対策や農業経営基盤強化準備金制度、制度資金の金利負担軽減措置、農業者年金の保険料補助、農協近代化資金の借り入れなどができる。認定農家になるためには、効率的・安定的な農業経営の目標を示す基本構想を作成し、またそれを目指して今後5年間の農業経営改善計画を作成して、認定されなければならない。

(流杉一行)

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