5月4日、沖縄気象台は沖縄地方が梅雨入りしたことを宣言した。
これは昨年より1日早い梅雨入りで、平年値に10日に比べて6日早く、2年連続のゴールデンウイーク中の梅雨入りとなった。
石垣島の於茂登周辺ではイジュの開花も見られて、自然界自身が梅雨入りのシグナルを見せていた。
今年のゴールデンウイークは、3年ぶりの緊急事態宣言も蔓延防止策もない連休となったが、昨年に次ぐゴールデンウイーク中の梅雨入りと、天候には残念な思いも募るところ。
ただ、相変わらず石垣港離島ターミナルの午前8時の賑わいは続いており、雨天でもゴールデンウイークの勢いは衰えない。そして8時30分発が去ったあとの構内の静寂も、極端そのもの。
船会社スタッフによると、石垣島に戻る観光客は、昼、午後3時、夕方とそれぞれで、いつ特別混むわけでもないとのこと。
期せず梅雨入りとなった八重山観光を、どう楽しむか。
4月29日から5月2日と5月6日に休みをとれば、10連休が可能となるゴールデンウイーク。
しかも久々の自粛が前面に出ていないゴールデンウイークだけに、籠るより出る方が得策かも。
(流杉一行)