もうすぐ2月1日、千葉ロッテのキャンプインの日が近い。
1月24日午後3時から石垣市役所2階の庁議室で千葉ロッテマリーンズのISHIGAKI26ファンクラブ記者会見が行われ、石垣市長および千葉ロッテのISHIGAKI26ファンクラブの大城文博代表ほか、同クラブスタッフらが記者発表を実施した。
2022年で15年を迎える千葉ロッテマリーンズの春季キャンプを前に、同ファンクラブが会員の入会受け付けを開始する会見を実施。
会員の年会費は一人2000円。中学生以下は1000円。
期間は2月12日までで、対象者は八重山地域に住所がある人および、八重山出身者(家族もOK:別居していても大丈夫とのこと)。入会の特典は、2022年記念限定Tシャツがもらえ、かつ大抽選会にエントリーされるというもの。豪華景品が期待される。
受付場所はキャンプ会場のISHIGAKI26ブースとかみやーき小かまぼこ店(82-2347)とスポーツ館B―ONE(88-0810)の3か所。キャンプ会場は2月1日スタート。ほかはすでに受付可能。
抽選会の賞品には東京往復航空券ペアチケットと宿泊観戦チケット。那覇往復航空券ペアチケットと宿泊観戦チケット。選手お宝グッズ多数。昨年は160名分を準備してよろこばれたとのこと。
同ファンクラブ代表の大城文博氏は、「現時点では、キャンプは有観客での実施となっており、去年のような無観客では今のところはない。」と述べ、「今年はキャンプが有観客か無観客か、そこは危ない状況ではあるが、有観客に備えていこうとしています。」と、ファンに期待を持たせる会見となっていた。
昨今、海外を見れば、オミクロン株のピークが終わる傾向も見えるつつある中だが、そこは微妙なところ。
感染者が増えているが、軽症が多く、重傷は持病持つ人に罹患の危機があるものの、死者数は、インフルエンザ級以下にとどまっている。
昨年、大嶺裕太投手が千葉ロッテを退団。中日ドラゴンズに入団して、大嶺無きロッテ球団となって初のキャンプでもあり、ISHIGAKI26ファンクラブもロッテとの絆を改めて深めたい意味もあり、Tシャツには石垣の文字が明記され、隣にマリーンズのロゴを入れてあるという。
2007年から大事に大嶺を育ててくれた千葉ロッテだった。ただ、キャンプ地を石垣島に選定するきっかけが大嶺入団だっただけに、ほかの選手よりは気を使った感は、地元からは感じられた。
2年連続のペナントレースで優勝を競う好調な千葉ロッテマリーンズは、昨年、終盤で熱い試合を連日見せてくれた。
今季の千葉ロッテマリーンズも、先発陣は石川選手に美馬選手、そして朗希選手に加え、定番の救援投手陣の国吉選手、唐川選手、佐々木千隼選手そして、益田選手の大活躍が大いに期待される。荻野選手・中村選手が塁に出て、助っ人外国人のレアード選手、マーチン選手、エチェバリア選手の大活躍で、逆転の嵐が大いに期待される。
(流杉一行)
西武の平良海馬選手に、ソフトバンクの嘉弥真選手、楽天の田中貴也選手、中日ドラゴンズの大嶺裕太選手と、島ゆかりの選手がロッテと戦う場面がまた見られる。馴染みの千葉ロッテに地元出身および関係する選手が対戦するのは、見ていてこんな楽しいことはない。
2006年の八重山商工フィーバーから、翌々年のロッテキャンプの年以降、15年の間に、地元出身選手がプロ野球で活躍する姿が見られるようになった。プロ野球選手をまじかで見る刺激が、かくもきっちりと、目に見える形で成就したといえる。そういう意味でも、千葉ロッテには感謝、感謝。