令和3年1月1日、八重山保健所は4名の新型コロナウィルスの陽性患者を発表した。
保険PCR検査で12月31日に判明したもの。4名の内、3名が確定した陽性患者の濃厚接触者で、2020年内に八重山で新型コロナウィルスの陽性が判明した数は187人。
1月1日発表の八重山で4人の陽性は、人口5万人の島では緊急事態といえるのは、10万人割合で見た場合、単純計算で八重山は8人。沖縄県全体では人口130万に48人の新規陽性患者で、沖縄全体の10万人割合は、48人を13で割って、3.69。約3・7人となり、八重山の厳しさがクリアになる。
12月28日から4日間の20人陽性が、今後どう影響するか。潜在的な罹患者の可能性もかなり予測・予感されてくる。
この先、どうなるか不安だが、それよりも世界中で発見されている変異種についても、見逃せない。
2月の寒さが最高潮になる八重山では、まずこの時期に照準を合わせて、乗り切りを模索する必要がある。市中にウィルスが舞っていることを前提に、マスクと手洗い消毒などに、距離を保って人と接すること。個々人の自覚が頼り。
陽性4人は、男性3人に女性1人。全員が石垣在住。男性の年齢は、非公開、40代、80代。女性は30代。非公開と40代が無症状。80代と女性30代が軽症。男性3人が確定例の濃厚接触者としてPCR検体採取し、保険検査で陽性が判明している。
男性80代が八重山病院へ入院。残る男性2人が宿泊療養施設へ。女性は自宅療養。
(流杉一行)