９月８日午後３時から石垣市役所２階庁議室でプレミアム付き商品券に関する記者会見が行われた。

　10月1日より発売および配布されるもので、１万円で１万５０００円分の商品券が購入できるもの。

　 商品券購入には、石垣市から送付される書類が必要で、これが今月末までに、石垣市から各世帯に送付されるという。

　それを持って、購入する場所が、まだ決まっていない。多分、市内数か所で実施される予定だが、準備中で確定していない模様。
　
　世帯一人あたりの上限は１万円（1万5000円分商品券）で、商品券は５００円券３０枚で、その内の10枚が地元応援のための店で使えるもの。残る20枚はどこでも使える（大型店舗を含む取り扱い登録のある店）もの。店の方では客から渡された券は、石垣市商工会へ持ち込めば、銀行へ振り込んでもらえる形。小さな店でも、取り扱い登録をして、扱えるようにすると、来店者が増えることにつながる。

　島内での流通を、大型店舗だけでなく小さな店も含めて、盛んにするねらいがあり、地域産の生産品や地域のサービスになどで使われれば、活動も盛んになり、地域振興に役立つほか、個々人は、５０００円分得することにもなって、コロナで冷え込む景気を少しでも支える役に立てようというもの。

　また、世帯主が令和2年度の住民税が非課税の人は、無償で受け取ることができ、かつ3歳未満の子供がいる子育て世帯も、無償となる。これらの人は自己申告で市役所の受付で取り扱う予定とのこと。

　2種の商品券は、地域応援商品券と名付けられ、赤いものと青いものとなっている。赤い地域応援券（応援業種等商品券）は大型店舗などでは使用できないもので、地域の指定されたマチヤーなどの商店で使えるもの。1万円の購入で500円×10枚で5000円分が渡される。

　青い地域応援商品券（共通店型商品券）は、大型店舗でも地域の店でも、取扱店ならどこでも使えるもので1万円の購入で500円×20枚で1万円分となる。

　なお、市長の説明の後、石垣市商工会から取扱店の募集について説明があった。

　発行総額7億５０００万円（赤い券は2億5000万円、青い券は5億円）。

取り扱う店は登録が必要で、募集をかけるとのこと。

　対象取り扱い店は石垣市内の店で、登録料は無料。申し込み期間は9月9日から来年の1月15日まで。申し込み場所は石垣市商工会で。
　
　（流杉一行）