2020年3月20日(金)、八島小学校の卒業生53名が八島小学校を卒業した。
新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、体育館には、教師陣と保護者と卒業生のみ。
しかし、各教室にて体育館を生中継でうつしだし、在校生は教室内から先輩たちの卒業を祝した。
各教室、体育館から同時に校歌を歌い、気持ちは一つに。
また、体育館内の人数が少なくなることで、寂しさを感じないよう、菊の花たちで色鮮やかに飾り付けた。
この菊たちは、地域の花同好会の指導の下で、卒業生達が運動場にビニールハウスを設置し育ててきた。この取り組みは退職される校長先生への退職記念の一環でもある。
想いのつまった花たちは、花道やひな壇、そして会場入り口、至る所に綺麗に飾られていた。
普段からプランターや花壇にもいろんな花が植えてあり、(なんとバナナの木も)八島小学校校歌に『花と緑のかおる窓』と言うフレーズがあるが、歌詞の通り
花々のいい匂いで包まれている校舎だった。
また、最後は教室のベランダから花びらを投げ、卒業生の花道を彩った。
卒業生は花道から後輩達に手を振り、笑顔を見せていた。
新型コロナウイルス対応の為、自粛モードで寂しいお別れが続いていたが
生中継や二階からの花びらの演出など、近づかなくてもできる事で卒業生たちを盛大に見送っている姿に、
私も八島小学校卒業という事もあり、式中は涙してしまいました。しかもかなりの量で。(親族は誰も参加していないのに)
郡内38校、659人の卒業を心からお祝い申し上げます。
(Mⅰ)