晴天で賑わう八重山産業まつり&石垣島まつり 同時開催で相乗効果

 11月2日午前10時から石垣市民会館ピロティで八重山産業まつりのオープニングセレモニーが開催された。

「島々ぬ未来ゆつくる やいまむん」をテーマに、石垣市民会館中ホールで石垣市・竹富町・与那国町の23業者が出店して開催され、自慢の商品を展示・販売していた。

 オープニングセレモニーでは、石垣市商工会長で八重山の産業まつり実行委員会の黒島克史会長が挨拶に立ち、八重山産業まつりは「地元で頑張る生産業者や新たに地域で産声を上げた数々の商品情報を発信し、育成することも重要な使命であります。」と述べ、「住民の皆さんから愛用されてはじめてこれらの商品が大きく成長できると思いますので、・・・地域の一品を手にとってお試しいただきたいと思う」と述べていた。

 午前11時半からは新栄公園で「第55回石垣島まつり」のオープニングセレモニーが開催され、石垣島まつり実行委員長の中山義隆会長が挨拶に立ち「市民の郷土意識の高揚と連帯を深めるとともに、豊かな明日への本市活力と創造性の結集を目的に」開催することを述べていた。

姉妹都市の台湾蘇澳鎮、親善都市の愛知県岡崎市、友好都市の岩手県北上市、ゆかりの町徳島県上板町、経済分野友好交流の愛知県犬山市、岐阜県羽島市、福島県小野町、埼玉県春日部市からの参加を告げ、市民との有意義な交流を期待するとも、述べていた。

 なお会場では川平・白保・伊原間・大浜・真栄里・平得・双葉の7本の旗頭が晴天の空に高々と立てられ、揃いの扮装に身を包んだシンカが会場を練り歩いて見せるなどして、まつりを盛り上げていた。

 また新栄公園東側では、親善都市や友好都市、ゆかりある町による出店が人気で、多くの市民が訪れたほか、会場をとりまくように多数の市民の出店が連なり、大いに盛り上がっていた。

 またステージでは数々のパフォーマンスが繰り出されて、楽しい一日が過ごせる場となっていた。

 明日3日は、2000人規模の市民大パレードも行われ、花火大会も予定されている。

 

(流杉一行)
 

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