3月2日午前8時から南ぬ浜町人工ビーチで第3回全日本ビーチアルティメット選手権大会(一般社団法人日本フライングディスク協会主催)が開催された。
この大会は、フライングディスク競技(ビーチアルティメット)における日本国内の頂点を決定する全国大会。
この日、ミックス(男女混合)部門の12チーム(131名)が熱戦を繰り広げ、決勝戦は大学アルティメット大会を通じて知り合った全国の現役大学生がつくるチーム、スイカチャンピオンが、第1回大会を制したマイグラントを破って、見事優勝を果たしていた。
スイカチャンピオンの山下大貴監督は、「メンバーの持つスキルが活きてくるように、起用したのが当たったのもあるが、メンバー個々のスキルの奮闘で勝ち進めたと思う」と語り、チーム一丸となれたことを讃えていた。
山下監督は「是非、来年も石垣島に来て連覇を遂げたい」と、第4回大会へ向けた抱負も語っていた。
決勝で敗れたマイグラントの塚田康弘選手(日体大)は、「風が強くてやりずらかった。1対2の後に、得点チャンスを逃して、あのときのミスが負けにつながったと思う。敗因には、現役大学生で構成する若いメンバーのチームだったこともある。教え子も入っているんです。勝った彼らには、是非、社会人になっても、アルティメットを続けてほしい」と述べ、来年こそは返り咲きたいと意欲を見せていた。
(流杉一行)