11月16日午前9時からJAおきなわファーマーズマーケット駐車場で平成30年度「いもの日」で、県主催による「いもの日」をアピールするイベントが開催された。
当日、先着で840人分の「沖夢紫」の頒布が実施され、ファーマーズに訪れる島人にひとりひとり真空パックされた「沖夢紫」の焼き芋が配られた。
昨年2月に石垣市甘しょ生産組合を立ち上げた農家25戸は、5月に県から「かんしょ」の拠点産地として認定され、年200キロの生産地として躍進を遂げている。なかでも「沖夢紫」という甘く色も濃い紅芋の生産に力を注ぎ、菓子メーカーへの出荷を遂げながら、飛躍。毎年いもの日に生産拠点の市町村で実施されている販売促進イベントが、今年石垣市で実施されたもの。
初の「いもの日」イベントで、JAファーマーズゆらてぃく市場に訪れる人に、焼き芋の「沖夢紫」を無料配布することで「いも」の大切さをアピール。芋を見直して、消費拡大をねらうもの。
多くの来場者が「沖夢紫」を受け取り、そばで菓子メーカーの南風堂や、焼き芋を量り売りする「ゆるあみ」が、沖夢紫による芋食品をアピールしていた。
(流杉一行)