8月21日午前11時15分から石垣市立図書館2階洋会議室で平成30年度放課後子ども教室推進事業「なつやすみ、まいふなー教室」の終了式がおこなわれ、24名の市内小学校の少額年生から6年生が、7日から10日間の期間、学んだまいふなー教室の終了式に臨んでいた。
午前10時半から11時半までの1時間を、毎日10日間続けて出席した子供への皆勤賞ならぬ皆出席賞が用意され、この日は4名が受賞。このほか「もう少しで皆出席賞でした」賞も用意されるユニークな授賞式で、もらった賞状を眺めたり、いっしょにもらった「大濵信泉訓」を広げたりして、頑張って出席した甲斐を子供たちなりに喜んでいるようだった。
毎朝、図書館に学校の違う生徒が集い、それぞれが自分の夏休みの宿題や自由研究に取り組んで、わからないところは学習支援員の新崎、大浜のふたりに質問して、自主的に学習する時間を持つもの。1時間の短い学習時間ながら終了後はそのまま一階の図書館で調べ物をするなど、学習を自主的に深めることにも役立つ格好。
この日、子供代表で挨拶した登野城小学校5年の渥美紗来さんは、「まいふなー教室でいっぱい宿題ができたし、調べ物ものもいっぱいできたので、楽しかったです。2学期はいろんな学科で満点が取れるようがんばりたいです」と述べていた。
この事業は、県からの学校家庭地域連携協働推進事業により実施される平成30年度放課後子ども教室推進事業の一貫のもので、平日に少年野球や少年サッカーなどが放課後とスポーツの活動のはじまる短い合間に学習時間をもって取り組まれている週2回の事業と同類の事業。
5・6年前から実施されており、今年の募集では定員約20名のところ40名の応募があり、人気の教室となっている。
来季は、2か所に分けて実施するなど、新たな対応を模索中とのこと。
(流杉一行)