5月20日、午前10時から石垣島米原にある米原海岸で、シュノーケリングによる観察会が実施され、石垣島全島から19人の小学生が参加。平久保小学校や野底小学校といった北部地区の小学生や、川平小学校、大浜小学校と、広範囲な参加者が、米原海岸に集合。
注意事項などの説明を聞いた後、BCにシュノーケル、足ヒレをつけた小学生が、海に入り、観察ポイントに移動した。
低学年が砂浜に近い場所で観察をし、高学年は少し砂浜から離れた場所で、最初はゆっくり、水に慣れるように周囲の生物を観察。
馴れてくるとそこはヤナチャな小学生。次々に現れる魚に、夢中になって観察していた。
この日、川平小学校の崎山用太郎くん(9)は、以外にほかでもシュノーケリングの経験があるという。
「魚が生き生きして見えた。ここ米原海岸の魚は、数も多く、ほかとは違うと思った」と、うれしそうに話していた。
主催者の大堀さんらは、
「石垣島の自然環境は、子ども達に様々な関心を引き出す教育教材になります。親御さんが子ども達に経験をさせてみようという気持ちがないと、子ども達になかなか経験はさせられない」
と、親の積極的な気持ちが大事だと述べていた。
(流杉一行)