4月30日午前11時35分、日本人5名を乗せたヨット「パシフィック スワロー」(7・3トン、長さ10・72m、幅3・62センチ)が西表島の西の最奥地の海岸、鹿ノ川湾で横倒しになったため、救助要請が118番に入った。
29日午後6時30分に西表島鹿ノ川湾でアンカーを入れていたところ30日午前0時頃、風が強まり船体が100m流された際、アンカーロープがプロペラに絡まり航行不能となり、砂浜に座礁したもの。
今期ゴールデンウイークに入っての、八重山の海での最初の事故となる。
気象の変化が読めず、きわめて激しい変化も起こる昨今、事前の情報収集と注意に徹してほしい。楽しいはずのゴールデンウイークであれば、開放感溢れる海での事故は、まず避けたいところ。
(流杉一行)